(前回の続きから)
石鹸さがしと道具さがしと
デリケートな顔、それから髪に使える安全な石鹸探しがはじまりました。
それと同時に、洗浄剤側だけでなく、使う道具や洗う道具を変えることで、洗浄剤を使わないですむ方法はないだろうかと、こちらも模索。
いろいろと試したり失敗しているうちにあっという間に2年の月日が流れ、どうにか自分でも納得する形に洗剤と道具がまとまってきました!
まずは洗剤統一化に一役かってくれた道具たちをご紹介します。
道具で「洗う」をチェンジ
洗うための道具を変えることで、洗剤を使わなくてすむ、もしくは少量でもすむようになりました。
tool 01:スチールたわし
スチールたわしを使うことでクレンザーいらずになりました。
今回初めて使ったのですが、レンジの焦げつきがどんどん落ちてビックリ!傷をつけたくないものには、やわらかいスチールウールたわしを使えばノープロブレム。どちらも安価なものですが、この先何十年も使えるんじゃないかと思うほど劣化しないたわしです。
メラミンスポンジはマイクロプラスチックの観点から利用していませんが、それに代わる、いやそれ以上の洗浄力でした。
tool 02:洗たくマグちゃん
数年前からメディアに取り上げられるようになった洗たくマグちゃん。我が家でも愛用しています。中のマグネシウム粒が水をアルカリイオン水に変身させ、水素の力で強力に洗浄します。更に使い終わったマグネシウム粒は肥料として庭にまけるというオマケ付き。
私は洗剤(後述)を少量入れて使っていますが、とても綺麗な洗い上がり!よけいな香りもありませんし、衣類も痛まない気がして、もう三代目になりました。
唯一マグちゃんの袋がポリエステルでマイクロファイバーの発生が気になるので、薄いコットンの袋に入れ替えて使っています。
tool 03:びわこふきん
こちらは友人にプレゼントしてもらって存在を知りました。
琵琶湖が洗剤で汚染されてしまった20年前に、洗剤なしで食器が洗えるようにと開発された木綿のふきんとのこと。デコボコした「ガラ紡糸」が油や汚れをとりこんで、キュキュッとキレイに洗い上げてくれます。油が気になるときには石鹸(後述)を少しつければカンペキ!
今では身体もびわこふきんで洗っていますが、肌がピカピカに磨かれる感じです。
ただ大人気で入手困難になる事が多く、現在キッチンでは和紡布という類似品を使っています。和紡布のほうが厚みがありフチが折り返して縫われているためしっかりしています。洗い上がりもそれほど大きく変わりませんが、入手できる限りは、やはりオリジナルのびわこふきんを大切にしていきたいと思っています。
tool 04:南部鉄器のフライパン
油汚れといえばフライパンですが、鉄のフライパンは洗剤で洗いません。洗剤を使うとせっかくなじんだ油が洗い流されてしまうため、お湯で汚れを浮かしてたわしでこするだけ。
油をなじませて育てていくので、洗剤の使用がなくなります。
もちろん鉄のフライパンには他の利点もたくさんありますが、ここでは洗剤いらずに貢献してくれました。
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tool 05:たわしいろいろ
自然素材でできた長細いたわし。水筒やビンをしっかりと底のほうまで洗うことができます。汚れや茶渋が気になったら石鹸を少しつけて洗えばOK。おかげで塩素系の洗剤を使うこともなくなりました。
REDECKER(レデッカー)クリーニングブラシ 40cm 柄付ブラシ ポットブラシ ドイツ製 スチール 豚毛 ウォッシングブラシ |
次回は最後、ついにまとまった洗浄剤のほうをご紹介いたします。
(続く)