オーガニックな生活はセレブだけの特権?
オーガニックの野菜を楽しんだり、添加物を採らない健康的な食生活を送ろうとすると、どうしても食費が膨大にふくらんでしまうと思いがちです。
我が家も昔はオーガニックに憧れつつも、食費が2倍、3倍になってしまうのではないかと戦々恐々として、なかなか踏み出せずにいました。
しかし現在、我が家ではオーガニックな食生活を楽しんでいます。
- 野菜に関しては、90%以上は有機栽培のものを頂いていると思います
(時々切らしてしまったお野菜を近場で入手するため100%にはならず) - 調味料やスパイス、納豆・お豆腐やお茶も基本オーガニック
- お米は有機栽培のものと、自然農法のものを食べています
- 小麦粉は残留農薬の検出されなかった北海道産
- ハチミツやジャムは海外製ですがBIO(オーガニック)食品
- 牛乳や卵、お肉についてはなかなか難しく、エサまで有機飼料とはいきませんが、できるだけ安全にこだわって購入しています
これを読むと、安全・安心にこだわるあまり、相当な食費がかかっているように見えますよね。自分で書いていても、なんだかオーガニック・セレブな感じに見えてきます 笑
でも実際には、我が家は世の中の食費の平均額以下の家計ですし、何よりオーガニックを食べていなかった3年前の食費より低く抑えられているのです。
総務省統計局の「家計調査結果(2019年)」によると、外食費を含む食費の平均額は
- 単身世帯で月平均40,026円(うち外食10,653円)
- 2人以上の世帯で月平均73,977円(うち外食12,247円)
だそうです。
我が家は食べ盛りの子供が一人いる3人世帯ですが、 - 3人世帯の月平均は72,855円(うち外食15,392円)
になるそうです。
繰り返しになりますが、我が家の食費はこの平均金額以下です。だいぶ余裕があります。
我慢して節約しているつもりはないですし、ほどよく贅沢を楽しんでいます。疲れた時には外食もしますし、作るのが面倒な時にはデパ地下のお惣菜を買ってきてしまうこともよくあります。それでも、基本的な食生活は、安心・安全を最優先することが出来ています。
現在、私の住む東京都は緊急事態宣言下にあるため、外食が減っている影響もあるかもしれませんが、コロナ前の2019年の食費も3人世帯の月平均以下なので、我が家の食費は、食の安全を優先にしながらも、ほどよくコンパクトにまとまっているのかもしれません。
なぜ食費を抑えながら、オーガニックを楽しめるのか?
どうしてこんなことが出来るのかと疑問に思われますよね。
私もある程度は食費アップを覚悟していたものの、実際には以前より安くコンパクトに抑えられていてびっくりしました。
このカラクリに一番大きく貢献してくれたのは、オーガニック野菜セットの定期宅配でした。そこから全ては始まり、どんどん我が家の食の安全整理が進んでいったのです。
(続く)