バスタオルは何年使えるのか問題

バスタオルは1年で交換?!

雑誌やネットでオシャレな方のライフスタイルを紹介したコラムを読んでいると、バスタオルは毎年買い替えて、新年から新しいものを使っています、といった記事を見かけることがあります。
ふわふわで真っ白なタオルの写真と共に紹介されていると、なんだか真似したら私までオシャレになれそうな気がしてしまいます。

が、しかし、です。
正直、たった1年使った程度で、バスタオルってそれほどダメになりますか?
私が物持ちがいいせいなのか、ローテーションで使っているせいなのか分かりませんが、我が家ではたった1年で使えなくなったバスタオルはありません。多少ふかふか具合が潰れてしまって、最初の使い心地のままにはいきませんが、水分を吸い取るという機能は充分保たれていますし、色もあせずにキレイなまま。こんなバスタオルを、1年経ったからとルーティン化して、ホイホイ片付けてしまうことはあまりにもったいなくて出来ません。

もちろん、ゴワゴワしたり変色やニオイが出てきてしまったものは、片付けて雑巾やウエスとして再利用しますが、そうなるまでには最低でも2~3年はかかる気がします。

タオルは日用品から愛用品へ

タオルだって、こだわって選んで購入しますし、私にとっては愛着のある大切なアイテム。お金の問題ではなく愛着の問題として、たった1年程度で手放すことはできません。使い切ったと思えるまで存分に愛用したいんです。

では、タオル会社のほうはどのように考えているのでしょうか?
消耗品としてどんどん買い替えてくれたほうが会社側にとっては嬉しいのかもしれないけれど、だとしたら少し寂しいですね。大量生産&大量消費。今の時代に於いてイケてない気がする。

そんな風に思っていた時に、心から感動する記事に出会いました。
タオルは5年10年と使うのが当たり前!と常識を覆すような製品づくりに励むIKEUCHI ORGANICさんの記事です。

タオルは何年長持ちする?
デニムのように味わうタオル
IKEUCHI ORGANIC
広報/マーケティングディレクター 牟田口武志氏

さらに、こちらのIKEUCHI ORGANICさんのモノづくりへのこだわりは、原料からエネルギーまで徹底しています。

遺伝子組み換えでないオーガニックコットンを100%利用し、もちろんフェアトレード。
さらに、『風で織るタオル』の名のもとに、工場やオフィスで使用する電力の100%を風力発電で賄うという徹底ぶり。

最大限の安全と最小限の環境負荷で行われるモノづくり。製品、そして、その製品を支えるバッググラウンドに至るまで、中途半端な気持ちでは取り組めない、本物のサステナブルなこだわりに、心から共感しました。

以来、我が家ではIKEUCHI ORGANICさんのタオルを愛用しています。
使い心地はもちろん、長い間使っても全然ヘタリ知らず。ふわふわのまま、一瞬にしてお風呂上がりの水分を吸い取ってくれます。理念だけでなく、製品としても非の打ちどころがないほど素晴らしいタオルで、家族みんなのお気に入り。

感触はずっと変わらずふわふわな “パウダースノー”
オーガニックエアープレミアム バスタオル

さらにこのオーガニックエアープレミアムの大好きな所は、多少タオルが濡れていても全然冷たく感じないところ。1日に何回かシャワーを浴びる時など同じタオルを使いますが、ついさっき使ったばかりのタオルなのに、全く湿り気を感じず、温かいパウダースノーの感触で、十分に吸い取ってくれるんです。

製品にも企業理念にも賛同し、Respect:尊敬の念と共に、心から応援したいと思う事のできるIKEUCHI ORGANICさん。いいものを買うことで、大切に長く愛着を持って使えるバスタオル。私自身の製品を選ぶResponsibility:責任について、深く考えるきっかけになったタオルでもあります。
これからもメンテナンスしながら、大切に使っていきたいと思います。

たかだか(失礼!)バスタオルに、これほど愛着を感じるなんて思ってもみませんでした。タオルに関する既成概念に、小さなRevolution:革命が起きた気分です。
次のバスタオルももちろんIKEUCHIさんで!と思っていますが、まだ2年目、それは少し先になりそうです。

『+R』なタオルとの出会い、IKEUCHI ORGANICさんのこれからの取り組みにも期待しています。私も環境問題について学びながら、このタオルと共に味わい深く成長していきたいですね。

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